良い本と出会うと、昨日とは違う自分を発見できます。
感動力・想像力・知識力を高める本作りを心がけておりますが、
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サマルカンドの薔薇 森 鈴 著

サマルカンドの薔薇
ウズベキスタンの古都で、その美しさから「青の都」と称されるサマルカンドを舞台にした壮大な歴史物語である。時は十三世紀、モンゴル帝国の礎を築いたチンギス・カンと、サマルカンド一帯を治めていた王国のジャラール王子、妹のカン・スルターン姫を中心に物語は進む。繰り返される侵略と報復に翻弄されながらも、三人はそれぞれの立場と運命に従って生きる。数少ない文献をひもとき、当時の場景や人々の心模様を丁寧に描写した470頁にも及ぶ労作。
耳を澄ましてごらん 小野田 セツ子 著

耳を澄ましてごらん - Listen Carefully -
グリーンコーディネーターの著者が、植物の持つ不思議な力をさまざまな角度から紹介している珠玉のエッセイと絵。全ページがカラーで大人の絵本ともいえる。英訳付きなので国籍を問わず、地球上に住む誰もが楽しめる1冊。オールカラー36ページ。
おんなたちの満州 渡部 ヒロ子 著

今がどんなに辛く苦しくても、生きてさえいれば、それはいつかきっと過去になる−。
混乱の満州から引き揚げて60年目を迎えた筆者が、死と隣り合わせだった逃避行の記憶を辿る。そこで見たものは、命より大切なものを奪われていくおんなたちの絶望と苦悩。そして人々に残されたのは誇りを捨てても生きぬく力と望郷の念。
三枝の礼 父の生き方、母の慈しみ 故に吾なり 萌芽舎 編

敬慕と感謝。人間の基底に迫る感動の回想録集。
父や母の素顔を語るのは中々難しい。どうしても複雑な感情が入り込むし、自分自身を語ることにもなるからだ。ところが、この本の著者達は、古里の生活と情景の中で、実に淡々とそれを描いているから本当に面白い。
「三枝の礼」には、郷土の血を受け継ぐ方々が、意図せずして書き上げた56のドラマがつまっている。それは昭和という激動の時代を生き抜いていく親子のドラマであり、喜怒哀楽の中で育まれていく「人情の国・秋田」の世界である。
父親達はあの苦難の時代にあっても、概ね楽天的で、自分の好きな道をしっかりと生きている。それを支える母親達は、家事や酒食のもてなしに追われ乍らも、実に優しく、逞しい。そして素晴らしい教育者でもある。秋田出身の私には、ここに登場する主人公達やその頃のことが懐かしい。それは又、現代の日本が大事にしたい風景でもある。
日本生命保険相互会社 代表取締役会長 伊藤助成
大地の詩 母の歩いてきた道 さるた みよじ 著

家族の絆を見つめ直す渾身の一作
求め続けてきた幸せは自分の心の中にあった−。今もなお、遠音に響く母親の声よ…。
過酷な労働に耐え、子供を産み育て、土地を守ることが農家の嫁の本分だった。激動の昭和初期から平成にかけて、ささやかな幸せを模索して懸命に生きた農婦・富美の生涯。
民泊日和 猿田 巳代治 著

土佐の娘たちと秋田の人々を結んだ六日間
私が秋田インターハイで民泊を引き受けたのは、他県の高校生に秋田の風景や人情を知ってもらえればという軽い気持ちからであった。しかし、そうした私の期待を遥かに超えて、彼女たちは今でも便りを送ってきては「秋田のお父さん、お母さん」と呼んでくれる。
ともすれば青春の一ページとして片付けても不思議ではない六日間の思い出を、今なお大切にしてくれている彼女たちは、私と妻が生涯心に抱き続けるであろう宝となった−。
仁賀保郷記 小川 正希 著

膨大な調査データをまとめた愛郷の自費出版
自然と人間とは密接不離な関係にあり、自然環境との交渉関係を無視して人間社会を理解することは不可能なことである。
仁賀保郷について具体的に理解するためには、その地理的範囲がどのように定まっているかを…そしてこの定まった仁賀保郷の地形・地質の特色や気候条件等の自然環境について調べる必要があった。さらには、この自然環境の下で古代からわれわれの祖先がどのように生活を営んできたか等にも踏み込んで知ることが肝要であると考え本書を綴った。





