Date
2006-08-08 (火)
Category
今日の逸品

今年も市原の友人から特産の梨「幸水」が届いた。今年は梅雨が長引いて日照不足だったらしく、出来を心配するメールも同日に届いたが、なんのなんの、シャリシャリとした食感と強烈な甘さは毎年のことながら期待を全く裏切らなかった。
ソウルの焼肉店ではタレに梨のおろし汁を入れていたが、甘みが増すだけではなく梨に含まれる酵素の働きで肉そのものが柔らかくなるという。うーん、理屈は分かるが、もう少し手頃な値段になったら試してみようと思っているうちに早5年。仁寺洞(インサドン)にあるその店には橋本奈々さんという若女将がいて、聞けば福島から嫁いできたという。食後に出してくれた心遣いのインスタントコーヒーや、韓国では珍しいおしぼりのサービスなど日本流が心地よかった。そういえば辛いけれどもコクのある蟹のケジャンにも、短冊に切った梨が入っていた。
こうして取りとめのない食べ物の話など書いているが、誰からも反応がなかったらいかがなものか。それこそ「梨のつぶて」である。

コメント:1

Hehyt:2006-08-09 (水) 14:30

 焼肉のタレに林檎ではなく梨ですか。肉が柔らかくなるというとパパインなんでしょうか?パパインというとパイナップルという感じがあるのですけど(料理漫画にもよく出てます)。本場の焼肉食べてみたいです。鶴橋で食べたのが一番本場っぽい感じがしましたが、本物を知らないのでなんともいえません。
 ホームページ開設おめでとうございます。

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