暫時(ざんじ)、厨房に入らず
- Date
- 2006-08-22 (火)
- Category
- 今日の逸品
こうも厳しい残暑が続くと、火を長々と使うような料理は敬遠したいもので昨夜もやっぱり中華。下ごしらえさえ済ませてしまえば一気に仕上げられるから汗をかく暇もない(年相応に代謝が悪くなったとも言えるが)。
さて、メインはエビと青梗菜の炒め物である。赤とグリーンの彩りを生かしたいので、さっぱりと塩味にすることが多い。この一品だけでも実は調味料を除いて7品目の食材が入っている。酒蒸しにした鶏胸肉を手で裂いてキュウリやクラゲと合わせたサラダを添えれば軽く10品目を超える。
食材の数や色が多ければ勝手に栄養バランスがとれているというのは、16歳から自炊を始めた私の経験則である。
エビの赤、青梗菜やキュウリの緑、クラゲの白、肉の茶…そして青! 仕事を終えて厨房に立つ私の吐息は、常にトホホな青息なのである。
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