せんべいと秋田産

Date
2006-08-30 (水)
Category
今日の逸品

昨日の午後は美女二人の来訪があったが、「姦しい」の文字通り3人の女が集まればとにかく賑やかになる。先に訪ねてきた美女は「ぬれおかき」の手土産付きで、じゃがいも入りと黒糖入りの2種類。外袋に印刷された「湿気ているのではありません。」という注意書きが笑いを誘う。ぬれおかきは秋田の企業が製造特許を取得しているはずで、米どころ秋田ならではの産物だろう。
最近は口にしていないが、東京亀戸の押上せんべい本舗のぬれせんも美味しい。「ちょいぬれ」と「たぷぬれ」があって、味は「ぬれおかき」よりも甘みが少ないが、せんべいなのに引きちぎって食べる面白さがある。一方、その店で創業以来の人気商品は歯が立たないほどの堅焼きせんべいで、バリバリと豪快に音を立てて食べるところが下町らしくて気持ちがいい。
ずいぶん前だが、秋田の米は上等すぎるから堅焼きのせんべいには向いてないんじゃないかと言われたことがあった。褒められたような、けなされたような不思議な気分だったが、言われてみると水分を多く含む米ではバリバリという音は出ないかもしれないと思えた。
二人の美女も秋田ならではの産物なのだが、米と違ってなぜか売れない。こんなところでお茶を挽いてていいのかねえ。

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