岩ガキ

Date
2006-08-10 (木)
Category
今日の逸品

18年ぶりに甲子園に出場した母校は今日の天理戦で善戦及ばず、悲願の一勝は次回に持ち越しとなった。昨夜は象潟の岩ガキに齋彌酒造店の純米吟醸酒「百竈(ひゃくかまど)」という、図らずも由利本荘市周辺の特産が揃ったので、後輩たちの健闘を祈りつつ盃を重ねた。象潟の天然岩ガキはご存知の方も多いだろうが、なめらかなクリーム色の身は13cmほどもあり、レモンをキュッと搾ってほおばった瞬間、口の中に広がる濃厚さは格別である。
一方の「百竈」は、詩人でエッセイストのあゆかわのぼるさんから絶品だと聞かされていて、なるほど華やかな香りとしっかりとした味はコクのある岩ガキに負けてない。カキを食べながら飲むと二日酔いをしないという説に話が及び、薬と毒を一緒に摂ったら多い方が勝つのではないかという一言に一同納得。
さて、翌朝。二日酔いの気配はなかったが、自分自身からふわりと麹の香りがしたのは気のせいか。

コメント:1

大山金昭:2006-08-15 (火) 12:22

ホームページのご開設、おめでとうございます!(^^)
岩ガキと純米吟醸酒、絶妙な味のバランスでよだれが出て参ります。
「よだれ」で思い出しましたが、世の中のすべてのリアクションは自分の
過去の経験の記憶(意識、無意識を問わず)から構成されるようです。

過去に岩ガキと旨いお酒の饗宴の記憶がからだとこころにしみこんでいる。
だから「よだれ」が出るんですね。
レモンを見るとすっぱい!と脳と口中の変化がすぐに出るのといっしょです。

実は、こころの感じ方(感情)もそのような仕組みになっているようです。
過去の認知と記憶が、とっさにこころのリアクションを表出させる。

ものごと、難しく表現すればややこしいですが、意外とすべて単純にできて
いるようです。だから、からだもこころも明るく楽しくワクワクの記憶をいっぱい
ためておく人間(おめでたい人間?)の方がライフスタイルをゆたかに過ごす
ことができるようですね。

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