究極の粕漬け

Date
2006-09-12 (火)
Category
今日の逸品

料理名人よしこちゃんに相談があって仕事帰りに立ち寄ったところ、いわゆる「がっこ茶っこ」が用意されていた。中でも瓜の漬物がとびきりで、聞けば刈穂の大吟醸の粕を使ったのだと言う。そんじょそこらでは食べられない粕漬けは、口の中でほんのり甘い香りが広がる。薄暮の、ちょうど小腹が空いた頃合で、卑しい私はポリポリと食べては次に伸ばす手が止まらない。
しばらくぶりに会ったので話も止まらないのだが、夕食の支度もあるので小1時間ほどして彼女の自宅を出た。車に乗り込んで、はたと考えた。巷では相次ぐ飲酒運転による事故を未然に防ごうと躍起になっている。ひょっとして粕漬けも飲酒運転の範疇になるのではあるまいか。そんなことならロッテのラミーチョコだって負けてない。粕漬けのアルコール度数を考えているうちに、彼女の家から1キロほどの自宅に着いてしまった。そんな距離なら歩け、という声が聞こえてきそうだ。

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